「弁斗とジェッ太 大阪ブレインドレイン」

あら、Amazon画像が出ない。


プランのDVDの中で見てないのが唯一これだけ*1だったので、TSUTAYA半額セールで借りてきました。覚王山氏の脚本なのでどうかなーと思いつつ…。


結果、私、これダメでしたー。ダメだー、やっぱり覚王山氏のはダメだー。分かってたはず*2なのに改めてダメだー。
設定というか現実世界とマンガの世界の半々で見せるという構成は面白いなと思ったのですが、後半の現実世界の話が全く受け付けられませんでした。
どんでん返しは別にしてもいいと思う(まぁ個人的には最近そういうのに食傷気味ではありますが)んですけど、そのどんでん返しの前も後もなんか後味の悪い、変な感触でした。
そもそもなんであんな芝居を打つ必要があるのか、あれじゃもっともっと弁斗を傷つけることになると思うんですけど…てかあんな酷い台詞の数々、理由があってもよく言えたな!!信じられない!
あとやっぱり長い脚本を無理やり縮めてるのか、浅越氏が立て板に水みたいな感じで台詞をまくしたて過ぎ。しかも長い説明台詞。全部台詞で説明していると言っても過言ではありません…。
覚王山氏の決定的な弱点は、メンバーの魅せ方があまり上手ではないところでしょう。全然いいとこなし、とは言いませんが、あれ見てプランのいいところが存分に出てるとは言いがたいです。座付き作家なのにどうしてそういうことになるのか…。
久馬氏脚本ではそういうことを思ったことがないので、やっぱり彼特有の弱点でしょう。がくり。
覚王山氏が漫画にどこまで詳しいのかもよく分からず。フランスに漫画の修行…どんな漫画を描く気なんだ、ジェッ太よ…。
DVD中一番笑ったのは、大喜利してたときのフィリップの絵を見て鈴木氏が言った「お前ホントに漫画家か?」というツッコミでした。皆NO画力だったので(笑)。

*1:他のはサークルS以降全部ライブにて見てるので。

*2:ということで、この間の「7-8x4月」もパスしました。