「第36回NHK上方漫才コンテスト」

関西で3/10にオンエアになったもの。関東ではミッドナイトチャンネルで何故か「ケータイ大喜利」とセットで放送してました(笑)。
結果は会場まで見に行ってた大阪のお友達から速報メールが来てたぐらいだったので知ってましたけど(笑)楽しめました。


以下ざっと感想。登場順です。
NON STYLEオンバトファイナルとほぼ同じネタ運び(オチだけNHK用)。賞レース用のネタなんでしょーか。
・天津→向氏はオタクキャラ押すならもっとそれっぽい眼鏡にすればいいのにと思います、いつも。
とろサーモン→スカシ漫才でした。個人差あるんでしょうけど、「知らん」連発はホント苦手。
・ダイアン→関東でほとんど見られない(オンバト落ちっぱなしなので)ので貴重です。しかしダイアンって特徴ないなぁ。
・アジアン→すごいウケてる…!見やすい漫才で、かつ分かりやすい。ハリセンボンはこういう風になれるんでしょうか(笑)。
・プラスマイナス→このメンバーにプラスマイナスって食い込んでくるんですねぇ。泣きツッコミ最近見ませんけどやめたのかな。
なすなかにし→なすなかはとにかくネタにいろいろ詰め込み過ぎだと思う。ひとつに綺麗にまとまってればいいんですけど…。
チョップリン→唯一のコント組。そしてまだ西野氏が茶髪だよ(笑)。西野塾でしたが、出来がすごく良かったです。二人ともいつになく力入ってるのが分かりました。


「ほぼ僅差で、出演順に助けられた」発言もありましたが、コントでチョップリンが獲るという結末は普通の人から見たらどうなのかな(笑)。
私は二人が嬉しそうにしてれば嬉しいですけども。なすなかも優秀賞貰ってたし、松竹寄りの結果でしたね。


漫才をいろいろ見てると、私は「ツッコミ」に「間違った自分(=ボケ)に対する対応」を見てるところがあるなと気付きます。
だから優しいツッコミが好きで、ボケに一緒に笑ってくれたり、ボケを受け止めてくれたり、ボケ以上にボケたりするツッコミの人が好き。
一般的には「ド突く」のがツッコミの標準だとすると、自分が間違ったときにド突かれりするのはちょっと嫌で(笑)、諭してくれたり受け止めてくれたりがいいなぁと深層心理で思ってるところがあるんじゃないかなと。
だからとろサーモンのスカシは本当に見ててツライし、プラスマイナスの泣きツッコミも苦手*1でした。
一人が発したボケで、もう一人が笑ってほしいんですね、たぶん。プラスの感情がもう一人(=ツッコミ)に起こらないのは無意味というか。
そういう意味ではおぎやはぎが一番いいのかな(笑)。東京ダイナマイトもいいなぁ、松田氏になってハチミツ氏に甘やかされたい。
麒麟もド突くとかは滅多にないですね、ドロスティックバイオレンスのときだけですよ(笑)。
エレキはここ最近はちょっと傾向変わってきてますが、もともとは今立氏は結構やっつんのボケに「別の出口」をつけて許してあげるのが多かったんですよ(遠い目)。

*1:以前にも書きましたが、あれ本当に介護現場を思わせるんですよねぇ。「手に負えない!」を嘆くのではなく守ってやれよと思ってしまう。